富永 一眞 個展
「美味しいものを美味しいと感じ、美しいものを美しいと感じる。当たり前のことですが、これは自然の中に長い間身を置くようになって習得したことです。そのような無駄のない場所にいると、自分自身が整った状態でガラス素材と向き合えます。 ”素材の語りだす言葉のようなもの”を見逃さずに認識できるのです。」と富永さん。
素材に心を向ける、素材の声を聴く。瞬間瞬間の変化をし続ける溶けたガラスが発している何かを見逃さず、その瞬間に自身から湧出するものと融合し化学反応を起こしていく。
素材と真摯に向き合い、真剣勝負をするなかで生まれる作品の数々、ぜひこの機会にご高覧ください。